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謎の失業対策

by on 2009/04/22

日本政府が、日系人へ帰国を促している。Freakonomics(「ヤバい経済学」)のブログでは「(´Д`)ハァ…?」という反応だ。

日本の失業率はこの2月で4.4%を記録している。そこで日本政府は独創的な手段に打って出たようだ。解決策その1:市民権を買い取って失業者を国の外へ追い出す。このプログラムは失業中の日系人にだけ適用される。30万円支払って元の国に帰ってもらい、もう帰ってこないで良いよ、と言うことだ。日本には他にも奇妙なアイデアが多くあるが、これもアメリカには伝播してこないことを期待する。

via Japan’s Weird Unemployment Solution – Freakonomics Blog – NYTimes.com

英文は「経済状況が改善されるまで」と言うことになっているが、これは間違いで、日系人の身分に基づく在留資格は完全に破棄されるため、再度帰ってくる際は通常の外国人労働者扱いになる。

厳しい再就職環境の下、再就職を断念し、帰国を決意した者に対し、 同様の身分に基づく在留資格による再度の入国を行わないことを条件に一定額の帰国支援金を支給する。

日系人離職者に対する帰国支援事業の実施について(別添)

日系人失業者も帰国したいという思いはあるだろうから、必ずしも悪い政策であるとは言えないが、支援が目的ならば日系人としての在留資格を奪う必要はなく、悪く言えばポイ捨てになりかねない。もっと他の条件を付けられなかったのだろうか…

From → News, Translation

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